第一に「誰が見ても立派な山だと感嘆する、山の品格がある。」、第二に「人々が朝夕仰いで敬い、頂きに祠をまつるような山の歴史がある。」、第三に「個性のある山。」その理念のもと、深田久弥氏の名著「日本百名山」が生まれました。その著書の77番目に「甲斐駒ヶ岳」の記述があります。ピラミッドの秀麗な山容は花崗岩の岩の塊そのものです。
毎日、麓の白州から見上げていた山は、想像以上にしんどく、辛い登りの連続でした。日本三大急登のひとつであるのもうなずけます。
「簡単に登れますとはいえません」が、挑戦したらおもしろい山の一つです。
■渓谷の入り口までボーンフリーから車で5分。
■下記の体験記は02年9月2日・3日、実際の記録です。
■自然は人的に立ち向かってもかないません。ところどころ危険な個所もあります。決して無理をなさらないで下さい。引き返す勇気も持ち合わせて下さい。たのしい思い出をつくれると良いですね。
■冬期間は積雪、凍結等危険度が増しますので、経験者以外はお勧め出来ません。